大分弁の「げさきい」は、
下品な/下作な/汚らしいことを表す言葉です。
見た目の汚さだけでなく、言い方や振る舞いが品のない時にも使われて、
ちょっと強めに「それはよくないな」と言いたい場面で出やすい大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「げさきい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「げさきい」とは?

大分弁の げさきい は、
「下品な」
「下作な」
「汚らしい」
という意味で使われます。
- 主に:見た目・言動・ふるまい
- 場面:注意/評価/たしなめる時
ただ汚いというだけでなく、
品がない・感じがよくないという意味まで含んで使われる言葉です。
「げさきい」の意味【大分弁 → 標準語】
げさきい=下品な/下作な/汚らしい
ニュアンスのポイント
- 見た目が汚い
- 言い方や態度が下品
- だらしなさや品のなさも含む
「そげな言い方は、げさきいで。」
=そんな言い方は、下品だよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「服が泥だらけで、げさきいなぁ。」
=服が泥だらけで、汚らしいね
「口のきき方が、ちょっとげさきい。」
=話し方が少し下品だ
「食べ方がげさきいけん、気ぃつけよ。」
=食べ方が下品だから、気をつけなさい
シチュエーション別
- 家庭
- 「そんな散らかし方したら、げさきいわ。」
=そんな散らかし方をしたら、汚らしいよ
- 「そんな散らかし方したら、げさきいわ。」
- 学校
- 「人前でそげん言うたら、げさきいぞ。」
=人前でそんなことを言ったら、下品だよ
- 「人前でそげん言うたら、げさきいぞ。」
- 日常
- 「その食べこぼし方は、ちょっとげさきいな。」
=その食べこぼし方は、ちょっと汚らしいね
- 「その食べこぼし方は、ちょっとげさきいな。」
※ 人そのものを強く決めつけるより、
その時の見た目や振る舞いをたしなめる時に使うと自然です。
標準語との違い
- 標準語:下品な/汚らしい
- 大分弁:げさきい
標準語の「汚い」よりも、
「げさきい」は見た目の汚さに加えて、品のなさまで含む言い方です。
単なる清潔・不潔だけではなく、「感じがよくない」という評価も一緒に入るのが特徴です。
かぼみ目線の一言コラム
「げさきい」って、
ただ汚れちょるだけじゃないんよね。
見た目でも言い方でも、
“それはちょっと品がないなぁ”って時に出る感じ。
大分弁の中でも、見た目と空気を一緒に言える言葉やなぁって思うんよ。

地域差

大分弁の「げさきい」は、「下品・品がない・汚らしい」をまとめて言える強めの言葉で、方言資料では「県東部や南部で使用」とされる一方、日田でも「げさきいこつすんな」と使う例が見られます。つまり県内全域の共通語というより、東部・南部を軸にしつつ、日田などでも残るタイプと考えるとズレにくいっちゃ。
SNSコメントでも、臼杵の親族から聞いた、大分市ではあまり使わん、別府では薄いかも、国東出身の人が使う、など反応が分かれちょって、地域差と世代差がかなりある印象やね。
意味の中心は「食べ方がげさきい」「服がげさきい」のような“見た目やふるまいの品のなさ”やけど、日田の声みたいに「ずるいことをする」「汚いことをする」方向へ少し広がることもある。
豆知識としては、三省堂の地域語コラムでも「げさきい」は「下作な・下品な」と紹介され、大分では本来形容動詞っぽい意味を形容詞の形で使うのが特徴とされています。つまり「げさきい」は意味だけでなく、言い方そのものが大分らしい方言っちゃ。
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「げさきい」=下品な/下作な/汚らしい
- 見た目にも言動にも使える
- 汚さだけでなく、品のなさまで含む
- たしなめる時に出やすい大分弁
かぼみの大分弁講座では、
見た目やふるまいの空気まで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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