大分弁の「はわく」は、
家や外をきれいにするときに、自然と使われる生活密着ワードです。
意味としては 「掃く」 にあたり、
家事・掃除・農作業など、日常のあちこちで登場します。
この記事では、
- 大分弁「はわく」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 「掃く」とのニュアンスの違い
をまとめて紹介します。
大分弁「はわく」とは?
大分弁の はわく は、
「掃く」
という意味で使われる言葉です。
- 主に:家庭・庭・玄関・作業場
- 場面:掃除/片づけ/外作業の前後
標準語の「掃く」よりも、
動作が具体的で、生活の音がする言葉なのが特徴です。
「はわく」の意味
はわく=掃く
ニュアンスのポイント👇
- ほうきで掃く
- ゴミや落ち葉を寄せる
- さっと片づける感じ
「ちょっとはわいちょいて」
と言われたら、
「軽く掃いておいて」という意味になります。
生活感のある例文
「玄関、砂だらけやけん、はわいちょいて。」
=「玄関が砂だらけだから、掃いておいて。」
「朝は、家の前をはわくのが日課なんよ。」
=「朝は家の前を掃くのが日課なんだ。」
「そこ、はわかんと滑るで。」
=「そこを掃かないと滑るよ。」
※ 掃除の“動き”がそのまま伝わる言葉。
「掃く」との違い
標準語の「掃く」と比べると👇
- 掃く
→ 行為の説明・やや書き言葉寄り - はわく
→ 生活語・話し言葉・動作が近い
大分では
「掃く」より
「はわく」のほうが口から出やすい場面が多いです。
「はく」と聞くと「吐く」とイメージする人もいます
かぼみ目線の一言コラム
かぼみ的に「はわく」は、
生活のリズムが見える言葉やと思っちょん。
朝、家の前をはわく音。
夕方、作業終わりにはわく時間。そんな日常の風景に、
ずっと一緒にある言葉なんよね。
特別じゃないけど、
なくなったら困る大分弁やと思います。

地域差・言い回しの違い
「掃く」を意味する「はわく」は、大分弁を含む九州広域で使われる代表的な九州弁の一つです。
地域差としては、大分県全域で非常に定着しており、特に臼杵や大分市周辺では「そこをはわいちょいて(掃いておいて)」のように日常的に使われます。九州全体で見ると、福岡や佐賀、熊本でも共通して使われる言葉ですが、大分では語尾に「〜し(しなさい)」を繋げた「はわかんし」といった独自の柔らかな言い回しが加わるのが特徴です。共通語の「掃く」よりも、生活に根ざした親しみ深い響きを持っています。
「はわく」は、九州の人にとっては方言だと気づかずに使っていることも多い、不思議な魅力のある言葉ですね
派生表現
- はわいちょく:掃いておく
- はわき終わる:掃除が終わる
関連大分弁
まとめ|「はわく」は暮らしに根づいた大分弁
- 「はわく」=掃く
- 家事・外作業など日常でよく使う
- 動作が具体的で、生活感が強い
- 世代を超えて使われている言葉
かぼみの大分弁講座では、
毎日の動きにそのまま使える大分弁を
これからも大切に残していきたいと思っちょんけん、
「これ、家でも使いよる!」って言葉があったら、
また教えてな〜。
