【大分弁】ほんなら/ふんならとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「ほんなら/ふんなら」は、
相手の話を受けて、次の話や行動につなげるときに使う言葉です。

意味としては
「それなら/それでは」
にあたり、「ほんなら、またな〜」のように、別れ際の「それじゃあ」という感覚でも使われます。

この記事では、

  • 大分弁「ほんなら/ふんなら」の意味
  • 日常での使い方・生活感のある例文
  • 「それなら/それでは」との違い

をまとめて紹介します。

大分弁「ほんなら/ふんなら」とは?

大分弁の ほんなら/ふんなら は、

「それなら」
「それでは」

という意味で使われる言葉です。

  • 主に:相手の話を受けて、次の判断や行動につなげるとき
  • 場面:話を切り替えるときや、別れ際に「それじゃあ」と声をかけるとき

「ほんなら」と「ふんなら」は基本的に同じ意味で使われ、話す人によって言い方に違いがあります。また、大分だけに限られた言葉ではありません。


「ほんなら/ふんなら」の意味【大分弁 → 標準語】

ほんなら/ふんなら=それなら/それでは

ニュアンスのポイント

  • 前の話を受けて、次の判断や行動へつなげる
  • 「ほんなら、またな〜」のように、別れ際にも使われる
  • 「ほんなら」「ふんなら」は基本的に同じ意味で使われる

「ほんなら、またな〜」
は、
「それでは、またね〜」という意味になります。


生活感のある例文

「ほんなら、またな〜。」
=「それじゃあ、またね〜。」

「ふんなら、そうしようか。」
=「それなら、そうしようか。」

「ほんならね〜。」
=「それじゃあね〜。」

シチュエーション別

  • 【相手の話を受けて】
    • 「ほんなら、そうしようか。」
      =それなら、そうしようか。
  • 【別れ際】
    • 「ほんなら、またな〜。」
      =それじゃあ、またね〜。
  • 【別の言い方】
    • 「ほなら、またなー。」
      =それじゃあ、またね。

※ 「ほんなら/ふんなら」のほか、「ほなら」「ほんじゃな」など、似た言い方もコメントで寄せられています。


「それなら/それでは」との違い

標準語と比べると

  • それなら/それでは
    → 共通語として幅広い場面で使われる言い方
  • ほんなら/ふんなら
    → 日常のくだけた会話で使われる、親しみのある言い方

大分では
「ほんなら、またな〜」のように、話を締めたり別れの挨拶につなげたりするときにも自然に使われます。


かぼみ目線の一言コラム

かぼみ的に「ほんなら」は、
話の終わりに自然と出てくる、会話の区切りみたいな言葉やと思っちょん。

「ほんなら、またな〜」

これだけで「じゃあ、またね」の感じがちゃんと伝わるんよなぁ。

コメントを見ても「ほんなら」「ほなら」「ほんじゃな」など、ちょっとずつ形が違うんがおもしろいところ。似た言葉でも、その人が普段聞きよった音が残っちょるんやろうなぁ。


地域差

大分弁:地域差

大分で使われる

「ほんなら/ふんなら」
=「それなら/それでは」

「ほんなら、またな〜」
「ふんなら、そうしようか」

みたいに、話を次に進めたり、会話を締めたりする時に使う言葉。

今回のコメントを見ると、今のところ一番多かったのは「ほんなら」。

大分市からは
「ほんならですね」
という声があり、

日田からも
「ほんならね〜」
「ならね〜」

というコメントが寄せられた。

ほかにも、

「ほなら」
「ほんじゃ」
「ほんなり」
「ふんなり」

など、少しずつ形の違う言い方も出てきて、同じ「それじゃあ」系の言葉でもかなり揺れがあるみたい。

一方で「ふんなら」は、大分の方言資料では「ほんなら」と同じ意味の形として記録されちょるけど、今回のコメントでは「ほんなら」ほど使用例が集まらなかった。

なので現段階では、

「大分市はほんなら、○○はふんなら」

みたいに地域でくっきり分けるのは難しそう。

「ほんなら」が比較的広く使われ、その周りに「ふんなら」「ほなら」「ほんじゃ」などの形が、地域・家庭・世代によって重なって残っちょる、と考えるのがよさそうやね。

そしてこの言葉、意味だけじゃなく使う場面も面白い。

「それなら」という接続詞としても使うけど、

「ほんなら、またな」
「ほんならね〜」

となると、
「それじゃあね/またね」
という“別れの言葉”になる。

豆知識として、「ほんなら」は大分だけの言葉ではなく、西日本の広い地域に似た形があるんよ。


関西では「ほな」、
香川では「ほんだら」という声、
山口では「ほいだら」というコメントも。

県境を越えて、
「それなら → それじゃあ → じゃあまた」
と会話をつなぐ言葉が、それぞれ少しずつ形を変えて残っちょるんやね。

「ほんなら、またな〜」

意味は「それでは」やけど、
この一言になると急に“地元の別れ際”の空気になるのが面白いなぁ😊


関連大分弁


まとめ|「ほんなら/ふんなら」はそれなら/それではを表す大分弁

  • 「ほんなら/ふんなら」=それなら/それでは
  • 相手の話を受けて、次の判断や行動につなげるときに使う
  • 「ほんなら、またな〜」のように別れ際にも使われる
  • 「ほんなら」と「ふんなら」は基本的に同じ意味
  • 「ほなら」「ほんじゃな」など、似た言い方もある
  • 大分だけに限られた言葉ではない

かぼみの大分弁講座では、
「ほんなら/ふんなら」のように、普段の会話に自然と残っちょる言葉も、
ちゃんと残していきたいと思っちょんけん、
「こんな言い方もしよった」って言葉があったら、
また教えてな。


▶︎ 大分弁の一覧はこちら