【大分弁】おせらしいとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「おせらしい」は、
子どもなどが成長して、大人っぽく見えたり振る舞ったりするときに使う言葉です。

意味としては
「大人っぽい/大人びた」
にあたり、「おせらしくなったなぁ」のように使われます。

この記事では、

  • 大分弁「おせらしい」の意味
  • 日常での使い方・生活感のある例文
  • 「大人っぽい/大人びた」との違い

をまとめて紹介します。

大分弁「おせらしい」とは?

大分弁の おせらしい は、

「大人っぽい」
「大人びた」

という意味で使われる言葉です。

  • 主に:子どもが成長して、大人っぽくなったと感じたとき
  • 場面:久しぶりに会った子どもの成長を感じたときや、大人らしく振る舞うよう言うとき

見た目の成長だけでなく、振る舞いや態度について「大人らしく」という意味で使われる例もあります。


「おせらしい」の意味【大分弁 → 標準語】

おせらしい=大人っぽい/大人びた

ニュアンスのポイント

  • 子どもが成長して、大人びてきたときに使われる
  • 「おせらしくなった」のように、成長を感じたときの言葉として使われる
  • 「おせらしゅう」のように、大人らしい振る舞いを求める言い方にもなる

「おせらしくなったなぁ。」
は、
「大人っぽくなったなぁ。」という意味になります。


生活感のある例文

「おせらしくなったなぁ。」
=「大人っぽくなったなぁ。」

「あら。ちょっと見らん間に、おせらしなったな。」
=「あら。ちょっと見ない間に、大人びたね。」

「ちったぁ、おせらしゅうでけんのか。」
=「少しは、大人らしくできないのか。」

シチュエーション別

  • 【久しぶりに会った子どもに】
    • 「ちょっと見らん間に、おせらしなったな。」
      =ちょっと見ない間に、大人っぽくなったね。
  • 【成長を感じて】
    • 「ずいぶん、おせらしくなったなぁ。」
      =ずいぶん、大人びてきたね。
  • 【振る舞いについて】
    • 「ちったぁ、おせらしゅうでけんのか。」
      =少しは、大人らしくできないのか。

※ コメントでは、子どもに対して使われていたという声や、成長した子どもに大人が声をかける使い方が寄せられています。


「大人っぽい/大人びた」との違い

標準語と比べると

  • 大人っぽい/大人びた
    → 見た目や雰囲気、振る舞いなどが大人らしく感じられるときに使う一般的な言い方
  • おせらしい
    → 子どもの成長を感じたり、大人らしい振る舞いを表したりするときに使われる言い方

大分では
「おせらしくなったなぁ」のように、子どもの成長を見て声をかける使い方が見られます。


かぼみ目線の一言コラム

かぼみ的に「おせらしい」は、
久しぶりに会った子どもを見て、「まあ、大きゅうなって!」っち成長を感じるような場面が似合う言葉やと思っちょん。

「ちょっと見らん間に、おせらしなったな」

こう言われると、子どもの頃はちょっと照れくさかったかもしれんなぁ。

コメントには「大人んことを、おせ、って言いよった」という声もありました。「おせ」という言葉そのものを懐かしく感じる人もおるみたいやなぁ。


地域差

大分弁:地域差

大分で使われる「おせらしい」は、
「大人っぽい/大人びた/成長した」という意味。

「あら、ちょっと見らん間に、おせらしなったなぁ」

みたいに、久しぶりに会った子どもが成長しちょる時に、大人から子どもへ言うことが多かった言葉みたい。

今回のコメントを見ると、県内でもかなり差が出た。

日田からは
「日田は言うよ〜」
というはっきりした使用例。

佐伯では
「最近は聞かないけど、昔は聞いていた」
という声があり、県南でも昔の世代には使われていた可能性がありそう。

一方で、大分市戸次では「聞いたことがない」、鶴崎では「最近は聞かないけど昔は聞いた」という声。

さらに豊後高田からも「使っていなかった」、県北からも「聞いたことがない」というコメントが出ている。

なので現時点では、

「県南の方言」
「日田の方言」

と地域を限定するより、

日田では現在も使用例あり
佐伯・鶴崎などでは昔の記憶あり
県央・県北では知らない人も多い

というくらいに見るのがよさそう。

そして、かなり大きいのが世代差。

「ばあちゃんが言っていた」
「90代の父母は使ったけど、60代の自分は使わない」
「最近は聞かない」

という声が目立つけん、地域差だけでなく、世代による衰退もかなりありそうやね。

豆知識として、「おせらしい」の「おせ」は、昔から「大人/成長した人」を表す言葉。

つまり、

「おせ」=大人
+
「らしい」
↓
「おせらしい」=大人らしい/大人びた

と考えると分かりやすい。

*ただし「おせ」自体の詳しい語源には複数の説があります

実際、「大人のことを“おせ”と言いよった」というコメントも寄せられちょる。

しかも「おせ」は大分だけの言葉ではなく、中国・四国・九州に広く記録があり、「おせらしい」も愛媛などで「大人っぽい」の意味で使われる。

昔、久しぶりに会った大人から

「おせらしゅうなったなぁ」

っち言われる。

意味だけじゃなく、“子どもの成長を見守る大人の言葉”として残っちょるのが、なんとも懐かしい方言やね😊


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まとめ|「おせらしい」は大人っぽい/大人びたを表す大分弁

  • 「おせらしい」=大人っぽい/大人びた
  • 子どもが成長して、大人っぽくなったときなどに使われる
  • 「おせらしくなった」のように、成長を感じたときの声かけにも使われる
  • 見た目だけでなく、大人らしい振る舞いを表す使い方もある
  • 「おせらしゅう」のような形でも使われる
  • コメントでは「おせ=大人」と使っていたという声も寄せられた

かぼみの大分弁講座では、
「おせらしい」のように、子どもの成長や暮らしの中で使われてきた言葉も、
ちゃんと残していきたいと思っちょんけん、
「こんな言い方もしよった」って言葉があったら、
また教えてな。


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