大分弁の「まっけえ」は、真っ赤/真っ赤いという意味で使われる言葉です。
夕焼けや顔の色など、ただ「赤い」というより、赤さがはっきり目立つ状態を表す時に使われます。
この記事では、
- 大分弁「まっけえ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「まっけえ」とは?

大分弁の「まっけえ」は、
「真っ赤」
「真っ赤い」
という意味です。
大分弁では「赤い」を「あけえ/あけぇ」などと言うことがあり、さらに赤さを強く表す時に「まっけえ/まっけぇ」という形が使われます。
たとえば、
「夕焼けで空が、まっけえなぁ。」
=夕焼けで空が真っ赤だね。
のように使います。
「まっけえ」の意味【大分弁 → 標準語】
まっけえ=真っ赤/真っ赤い
ニュアンスのポイント
- 普通の「赤い」より、赤さが強い
- 鮮やかに赤く見える時に使う
- 夕焼け・顔・食べ物など、目立つ赤色に使いやすい
- 「まっけぇ」のように書かれることもある
「夕焼けで空が、まっけえなぁ。」
=夕焼けで空が真っ赤だね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「夕焼けで空が、まっけえなぁ。」
=夕焼けで空が真っ赤だね
「暑うて、顔がまっけえで。」
=暑くて、顔が真っ赤だよ
「熟れたトマトが、まっけえなぁ。」
=熟れたトマトが真っ赤だね
シチュエーション別
- 夕焼け
「見てみよ、今日の空まっけえで。」
=見てみて、今日の空は真っ赤だよ
- 暑い日
「外におったら、顔がまっけえになったわ。」
=外にいたら、顔が真っ赤になったよ
- 恥ずかしそうな時
「そげえ言われて、顔がまっけえやん。」
=そんなことを言われて、顔が真っ赤じゃない
- 食べ物
「このトマト、よう熟れてまっけえなぁ。」
=このトマト、よく熟れて真っ赤だね
「まっけえ」は、単に色の名前を言うというより、「わあ、赤いな」と感じるほど色が強く出ている時に似合う言葉です。
標準語との違い
- 標準語:真っ赤/真っ赤い
- 大分弁:まっけえ/まっけぇ
標準語では、
「空が真っ赤だ」
「顔が真っ赤になった」
と言うところを、大分弁では、
「空がまっけえ」
「顔がまっけえ」
のように言います。
また、大分弁では「赤い」そのものにも、
「あけえ」
「あけぇ」
のような言い方があります。
そのため、
「あけえ」=赤い
「まっけえ」=真っ赤
というように、色の強さの違いとして見ると分かりやすい言葉です。
かぼみ目線の一言コラム
「まっけえ」って、文字だけでも色が濃そうなんよね。
「あけえ」よりさらに赤くて、
「うわ、真っ赤や!」
っち感じた時の言葉。
特に夕焼けを見て、
「今日は空がまっけえなぁ」
っち言うと、ただ「赤い」と言うより、景色までぐっと浮かんでくるんよ。
大分弁の色の言い方って、音だけで色の濃さまで感じられるのがおもしろいなぁと思うっちゃ。

地域差

大分弁の「まっけぇ」は、「真っ赤/真っ赤い」を表す言い方っちゃ。
「寒い外から帰ってきて、ほっぺたがまっけぇなっちょる」「鉄棒から落ちて、たんこぶがまっけぇ」のように、顔や肌などがはっきり赤くなった様子にも自然に使われよるみたい。
ただ、今回のコメントで面白かったのは、「まっけぇ」より「あけぇ」を使うという声が複数あったこと。県北では「まっけぇとは言わず、ああけぇ」、ほかにも「あけぇは言うけど、真っ赤は真っ赤」「あこぉなっちょると言う」という人がおり、「赤い」の方言形と「真っ赤」の言い方は、家庭や地域によって使い分けが違いそうやね。
添付資料でも、大分の色表現として「あけぇ=赤い」のほか、「しりぃ=白い」「くりぃ=黒い」「きな・きいねぇ=黄色」などが確認できる。コメントにはさらに、
「まっくりい=真っ黒」
「まっさいい」
「まっぴい」
「まっしりい=真っ白」
など、“色の大分弁セット”のような言い方も出てきた。
豆知識として、大分弁は色の名前そのものより、「赤い→あけぇ」のように形容詞の音が大きく変わるのが面白いところ。「まっけぇ」だけ知るより、「あけぇ」「しりぃ」「くりぃ」まで並べると、大分の色の言い方の特徴がぐっと見えてくるんよ😊
「まっけぇ」を使うか、「あけぇ+真っ赤」を使うか――ここにも地域差・家庭差がありそうやね。
関連大分弁
- あけえ/あけぇ(赤い)
- まっさいい(真っ青/鮮やかな青)
- まっしりい(真っ白)
まとめ
- 「まっけえ」=真っ赤/真っ赤い
- 「まっけぇ」と表記されることもある
- 夕焼けや顔など、赤さが強く目立つ時に使う
- 「あけえ=赤い」に対して、「まっけえ=真っ赤」と考えると分かりやすい
- コメントでは「赤はまっけぇ」という実例が寄せられている
- 大分県内でも色の呼び方には地域差が大きい
- 「まっけえ」を使わず、「あけぇ」や標準語を使う地域・家庭もありそう
かぼみの大分弁講座では、
「赤い」だけでなく、「まっけえ」のように色の濃さまで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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