大分弁の「おそゆる」は、
人にものごとを教えるときに使う言葉です。
学校の勉強だけでなく、やり方や知恵、日常のちょっとしたことまで、幅広く使われるのが特徴です。
この記事では、
- 大分弁「おそゆる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「おそゆる」とは?
大分弁の おそゆる は、
「教える」
「教えてやる」
という意味で使われます。
- 主に:知識・やり方・手順
- 場面:家庭/学校/日常会話
標準語の「教える」よりも、
少し距離が近くて、身内っぽい響きがある言葉です。
「おそゆる」の意味【大分弁 → 標準語】
おそゆる=教える
ニュアンスのポイント
- 知識や方法を伝える
- 身近な相手に使いやすい
- 少しやわらかい響きがある
「分からんのなら、あとでおそゆるで。」
=分からないなら、あとで教えるよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「やり方が分からんのなら、おそゆるけん。」
=やり方が分からないなら教えるよ
「その漢字、先生がおそゆるわ。」
=その漢字は先生が教えよ
「ばあちゃんが昔のこと、おそゆるんよ。」
=おばあちゃんが昔のことを教えてくれる
シチュエーション別
- 家庭
- 「料理のやり方、おそゆるけん見ちょき。」
=料理のやり方を教えるから見ておいて
- 「料理のやり方、おそゆるけん見ちょき。」
- 学校
- 「分からんとこは友だちがおそゆる。」
=分からないところは友だちが教える
- 「分からんとこは友だちがおそゆる。」
- 日常
- 「道が分からんなら、おそゆるわ。」
=道が分からないなら教えるよ
- 「道が分からんなら、おそゆるわ。」
※勉強だけでなく、暮らしの知恵や作業の手順にも自然に使えます。
標準語との違い
- 標準語:教える
- 大分弁:おそゆる
意味はほぼ同じですが、「おそゆる」は会話に出すと少しやわらかく、距離の近さが出ます。
先生が説明するような固い「教える」というより、家族や身近な人がそばで伝える感じに合う言葉です。
かぼみ目線の一言コラム
おそゆるって、
「教える」よりも、ちょっとぬくもりがある言葉なんよね。
ただ知識を渡すだけやなくて、
隣で一緒にやってみせる感じがある。
そういう近さが、大分弁らしいなぁって思うんよ。

地域差
「おそゆる」は県内で通じる言い方ですが、コメントでは「おしゆる」という形もある、という声がありました。
また、「教える」だけでなく「教わる」も日常で使うという意見もあり、地域や世代によって周辺の言い方に違いが出るようです。
今回のやり取りでも、
- 「大分弁は他にも『おしゆる』があるよね」
- 「教える、教わるとも言いますね?」
- 「おしゆる でぇ〜っと…」
という反応があり、「おそゆる」と「おしゆる」は近い言い方として意識されていることが分かります。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
- おしゆる(教える)
- しちくりぃ(してくれ)
- なんしちょんの?(何をしているの?)
まとめ
- 「おそゆる」=教える
- 知識ややり方を伝える時に使う
- 標準語より少しやわらかく、距離が近い
- 「おしゆる」という言い方もある
かぼみの大分弁講座では、暮らしの中で受け継がれてきた言葉も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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