大分弁の「じゃめなる」「じゃめぇなる」は、
邪魔になる という意味で使う言葉です。
物が通り道に置かれちょる時や、作業の妨げになる時など、
日常の中で「そこにあると困るなぁ」という場面で自然に出やすい大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「じゃめなる/じゃめぇなる」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「じゃめなる/じゃめぇなる」とは?

大分弁の じゃめなる/じゃめぇなる は、
「邪魔になる」
「妨げになる」
という意味で使われます。
- 主に:物の置き場所・人の動き・作業の妨げ
- 場面:家庭/仕事/片付け/作業中の注意
強く怒るというより、
そこにあると困る・作業しにくい という時に使いやすい言葉です。
「じゃめなる/じゃめぇなる」の意味【大分弁 → 標準語】
じゃめなる/じゃめぇなる=邪魔になる
ニュアンスのポイント
- 物や人が妨げになる
- 片付けや移動を促す時に使いやすい
- 強すぎず、日常の注意として言いやすい
「そこに置いちょくと、じゃめなるで。」
=そこに置いておくと、邪魔になるよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「そこに置いちょくと、じゃめなるで。」
=そこに置いておくと、邪魔になるよ
「こげえいっぱい広げちょくと、じゃめなんわぁ。」
=こんなにいっぱい広げておくと、邪魔になるよ
「そき置かれたら、じゃめなるじゃねか。」
=そこに置かれたら、邪魔になるじゃないか
シチュエーション別
- 家庭
- 「父さん、ゴルフ道具こげえ広げちょくとじゃめなるけん、どけちょくれ。」
=お父さん、ゴルフ道具をこんなに広げていると邪魔になるから、どけてください
- 「父さん、ゴルフ道具こげえ広げちょくとじゃめなるけん、どけちょくれ。」
- 仕事
- 「通路に箱置いちょくと、じゃめぇなるけん端に寄せちょって。」
=通路に箱を置いておくと邪魔になるから、端に寄せておいて
- 「通路に箱置いちょくと、じゃめぇなるけん端に寄せちょって。」
- 日常
- 「そこ立っちょると、後ろの人が通れんでじゃめなるよ。」
=そこに立っていると、後ろの人が通れなくて邪魔になるよ
- 「そこ立っちょると、後ろの人が通れんでじゃめなるよ。」
※ 物だけでなく、人の立ち位置や行動にも使いやすい言葉です。
標準語との違い
- 標準語:邪魔になる
- 大分弁:じゃめなる/じゃめぇなる
標準語の「邪魔になる」と意味はほぼ同じですが、
「じゃめなる」は会話に入ると少しくだけて、生活の中の注意として言いやすくなります。
きつく責めるというより、「そこにあると困るで」という実感がそのまま出る言葉です。
かぼみ目線の一言コラム
「じゃめなる」って、
家の中でも仕事場でもよう出る言葉なんよね。
物がちょっと置きっぱなしなだけで、
動きにくい、通りにくい、作業しにくい。
そういう小さい困りごとを、強すぎず言えるのが便利な大分弁やなぁって思うんよ。

地域差

大分弁の「じゃめなる/じゃめぇなる」は「邪魔になる」の意味で、物を置いた場所や、人の立ち位置に対してよく使う言葉っちゃ。
「そこに置いちょくと、じゃめなるで」「ご飯作ろのに、じゃめなるけん子ども見ちょって」みたいに、作業中や家の中の注意で自然に出やすい。
SNSのコメントを見ると、「じゃめなる」派が多そうやけど、「じゃめぇなる」と長く伸ばす言い方もあり、地域や家で音が少し揺れるみたいやね。
さらに「じゃみなる」と言う家もあったようで、ここは貴重なバリエーション。
強く言う時は「じゃめなるじゃろが!」「じゃめなん、どけっしまえ」みたいに、かなり注意の圧が出る一方、普通に言えば“ちょっとそこ邪魔になるよ”くらいのやわらかい注意にもなる。
豆知識として、「邪魔」がそのまま「じゃめ」に変わることで、標準語の「邪魔になる」より生活感が強くなるのが面白いところ。物にも人にも使えるけど、言い方次第で軽い注意にも、ケンカ腰にもなる方言やね。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「じゃめなる/じゃめぇなる」=邪魔になる
- 物の置き場所や人の立ち位置に対して使いやすい
- 家庭・仕事・片付けの場面で自然に出る
- 「じゃめなん」など、地域や言い方に揺れがある
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中のちょっとした困りごとまで伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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