大分弁の「うもねえ」は、
おいしくない という意味で使われる言葉です。
ただし、必ずしも「まずい!」と強く言い切るだけではなく、
「期待したほどではなかった」「あんまり好みじゃなかった」くらいの時にも出やすい表現です。
この記事では、
- 大分弁「うもねえ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「うもねえ」とは?

大分弁の うもねえ は、
「おいしくない」
「あまりうまくない」
という意味で使われます。
- 主に:食べ物・飲み物の味
- 場面:食事中/買って食べたものの感想/料理の味見
「これは食べられん」というほど強い場合もありますが、
日常会話では 思ったよりおいしくなかった くらいの、正直な感想として使うこともあります。
「うもねえ」の意味【大分弁 → 標準語】
うもねえ=おいしくない
ニュアンスのポイント
- 食べ物や飲み物の味に使う
- 「まずい」より少しやわらかい時もある
- 期待外れの味にも使いやすい
- かなり正直な感想として聞こえる
「せっかく買うたけど、これ うもねえなぁ。」
=せっかく買ったけど、これおいしくないね。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「せっかく買うたけど、これ うもねえなぁ。」
=せっかく買ったけど、これおいしくないね
「見た目はよかったけど、食べたらうもねえわ。」
=見た目はよかったけど、食べたらおいしくないよ
「ちょっと味が薄すぎて、うもねえ感じやな。」
=ちょっと味が薄すぎて、おいしくない感じだね
シチュエーション別
- 家庭
- 「今日の味噌汁、ちょっと薄うてうもねえな。」
=今日の味噌汁、ちょっと薄くておいしくないね
- 「今日の味噌汁、ちょっと薄うてうもねえな。」
- 買い物
- 「新商品やけん買うてみたけど、正直うもねえかった。」
=新商品だから買ってみたけど、正直おいしくなかった
- 「新商品やけん買うてみたけど、正直うもねえかった。」
- 食事
- 「これ、うもねえっち言うほどじゃないけど、もう買わんかな。」
=これ、おいしくないと言うほどではないけど、もう買わないかな
- 「これ、うもねえっち言うほどじゃないけど、もう買わんかな。」
※ 「うもねえ」は、
強い否定にも使えますが、日常では「期待したほどではない」という軽めの感想にも合う言葉です。
標準語との違い
- 標準語:おいしくない
- 大分弁:うもねえ
標準語の「おいしくない」は、少し説明的な言い方です。
一方で「うもねえ」は、食べた瞬間の素直な反応がそのまま出る感じがあります。
「まずい」と言うと、かなり強く否定する印象がありますが、
「うもねえ」は場面によって、そこまで強くないこともあります。
たとえば、
「これ、うもねえなぁ」
と言った場合、
本当にまずいというより、
「思ったよりおいしくない」「好みではない」くらいの感覚で使われることもあります。
かぼみ目線の一言コラム
「うもねえ」って、
けっこう正直な言葉なんよね。
「まずい!」っち言うほど強くはないけど、
おいしいとは言えん。
期待しちょったぶん、ちょっと残念。そんな時に、
「これ、うもねえなぁ」ってぽろっと出る感じっちゃ。味の感想って、その人の暮らしや好みが出るけん、
こういう言葉も大分弁として残しておきたいなぁって思うんよ。

地域差

大分弁の「うもねえ」は「おいしくない」の意味で、コメントを見ると県内ではかなり広く通じそうな言葉っちゃ。日田でも使う声があり、
姫島村では「うんもねえ」と「ん」が入る、また県北では「うっせえ」という等の貴重なコメントもあった。ほかにも「うもぉねぇ」「うもうねえ」「うっもねぇ」「うもなか」など、地域や家で音が少しずつ揺れるみたいやね。
使い方は、食べ物を口にして「期待したほどじゃなかった」時にぼそっと出る感じが多そう。「この弁当うもねぇ」「このスイカ、あんまりうもうねえのう」「こらすいぃでうもねぇ」みたいに、味の感想として自然に出る。一方で、「うもねぇじゃねーか!」と言えばかなり強い文句になるけん、言い方次第で軽い感想にも、はっきりした不満にもなる言葉やね。
豆知識として、反対は「うめえ」。さらに「まじぃ」より少し生活感があり、ボソッと渋い顔で言うと妙にリアル。大声で言うより、小声の「うもねぇな…」にこそ味がある方言っちゃ。
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「うもねえ」=おいしくない
- 「まずい」ほど強くない、期待外れくらいの感想にも使える
- 食べ物や飲み物の味に使いやすい
- 姫島村では「うんもねえ」と言う声もある
- 「うもねえ/うんもねえ/うもねぇ」のように、発音に揺れがある
かぼみの大分弁講座では、
食べた時の正直な感想までそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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