大分弁の「ほたりこむ」は、
放り込む 時に使う言葉です。
きちんと入れるというより、
ぽいっと雑に入れる、勢いよく突っ込む感じが出やすく、家の中の会話でもよう聞く大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「ほたりこむ」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「ほたりこむ」とは?

大分弁の ほたりこむ は、
「放り込む」
「ぽいっと入れる」
という意味で使われます。
- 主に:物を入れる動き
- 場面:家庭/片付け/日常会話
ていねいにしまう感じではなく、
雑に・勢いで入れる感じ が強い言葉です。
「ほたりこむ」の意味【大分弁 → 標準語】
ほたりこむ=放り込む
ニュアンスのポイント
- ぽいっと雑に入れる
- きちんと整えずに突っ込む感じがある
- 家の中の片付けや日常の動作で使いやすい
「脱いだ服、そこにほたりこんだらいけんよ〜。」
=脱いだ服を、そこに放り込んだらだめだよ。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「脱いだ服、そこにほたりこんだらいけんよ〜。」
=脱いだ服を、そこに放り込んだらだめだよ
「使わんもんば、なんでんかんでん押し入れにほたりこみよったら、えらいことなるで。」
=使わない物を、なんでもかんでも押し入れに放り込んでいたら大変なことになるよ
「買うてきた袋、そのまま台所にほたりこんじょる。」
=買ってきた袋を、そのまま台所に放り込んでいる
シチュエーション別
- 家庭
- 「ランドセルば床にほたりこまんで、ちゃんとなおしちょき。」
=ランドセルを床に放り込まないで、ちゃんと片付けておきなさい
- 「ランドセルば床にほたりこまんで、ちゃんとなおしちょき。」
- 片付け
- 「とりあえず引き出しにほたりこんだだけやけん、どこに何があるか分からん。」
=とりあえず引き出しに放り込んだだけだから、どこに何があるか分からない
- 「とりあえず引き出しにほたりこんだだけやけん、どこに何があるか分からん。」
- 日常
- 「郵便物ば机の上にほたりこんじょったら、見失うで。」
=郵便物を机の上に放り込んでいたら、見失うよ
- 「郵便物ば机の上にほたりこんじょったら、見失うで。」
※ 「入れる」よりも、
きちんと整えずに雑に扱う感じが出やすい言葉です。
標準語との違い
- 標準語:放り込む
- 大分弁:ほたりこむ
意味は近いですが、
「ほたりこむ」は会話に出した時の生活感が強く、家の中の雑な動きがそのまま見える言い方です。
標準語の「放り込む」よりも、もっと日常の小言や注意に自然になじみやすいのが特徴です。
かぼみ目線の一言コラム
「ほたりこむ」って、
言葉だけで、ぽいっとやった感じが見えるんよね。
ちゃんとしまうんやなくて、
“とりあえずそこ” みたいな雑さまで入っちょる。
家の中の小さいあるあるが、そのまま言葉になっちょる感じがして好きなんよ。

地域差

大分弁の「ほたりこむ」は「放り込む」の意味で、ただ入れるというより、ぽいっと雑に入れる・勢いで投げ入れる感じが強い言葉っちゃ。
SNSのコメントを見ると、「洗濯機にほたりこんじょって」「押し入れになんでんかんでんほたり込む」「ゴミをほたりこむ」みたいに、家の中の片付けや洗濯、ゴミまわりでよく使われちょるね。
県内ではかなり通じる印象やけど、意味の幅には少し差がありそう。「ゴミを入れる」の時に使う人もおれば、服やタオルを洗濯機に入れる時にも使う人がおる。一方で、衣類なら普通に「入れる」と言う、捨てる時は「ほかす」と分ける人もいて、地域や家庭で感覚が少し違うみたいやね。
形のバリエーションも多くて、「ほたりこんじょけ」「ほたりこんじょって」「ほたる」「ほたり捨つる」「ほたりすつる」などが出てきた。
豆知識として、「ほおる/放る」に近い感覚が土台にありそうで、そこに「こむ」が付くことで“中へ放り入れる”動きになると考えると分かりやすい。きれいにしまうより、雑にポイッ。そんな生活感がそのまま残った大分弁やね。
ただ、まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「ほたりこむ」=放り込む
- ぽいっと雑に入れる感じが強い
- 家庭や片付けの場面で使いやすい
- 生活感と地元感のある大分弁
かぼみの大分弁講座では、
暮らしの中のちょっと雑な動きまでそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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