大分弁の「しちょってくりい」は、
「しておいてください」 という意味で使う言葉です。
何かを前もって頼む時や、
そのまま準備・対応をお願いする時に自然に出やすく、家庭でも職場でもよう使う表現です。
この記事では、
- 大分弁「しちょってくりい」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「しちょってくりい」とは?

大分弁の しちょってくりい は、
「しておいてください」
「しておいて」
という意味で使われます。
- 主に:お願い・事前の依頼
- 場面:家庭/仕事/日常会話
「今して」よりも、
あとで困らんように先に頼んどく 感じがある言葉です。
「しちょってくりい」の意味【大分弁 → 標準語】
しちょってくりい=しておいてください
ニュアンスのポイント
- 前もって頼む感じがある
- 命令より、やわらかいお願いに近い
- 家でも職場でも使いやすい
「その紙、机の上に置いちょってくりい。」
=その紙を、机の上に置いておいてください。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「その紙、机の上に置いちょってくりい。」
=その紙を机の上に置いておいてください
「ゴミ出ししちょってくりい。」
=ゴミ出しをしておいてください
「戸締まりしちょってくりい。」
=戸締まりをしておいてくださいね
シチュエーション別
- 家庭
- 「ご飯できるまでに、洗濯もん取り込んじょってくりい。」
=ご飯ができるまでに、洗濯物を取り込んでおいてください
- 「ご飯できるまでに、洗濯もん取り込んじょってくりい。」
- 仕事
- 「この書類、あとで見るけん机の上に置いちょってくりい。」
=この書類はあとで見るから、机の上に置いておいてください
- 「この書類、あとで見るけん机の上に置いちょってくりい。」
- 日常
- 「帰る時に電気消しちょってくりい。」
=帰る時に電気を消しておいてください
- 「帰る時に電気消しちょってくりい。」
※ 「〜しちくりい」よりも、
“その状態にしておいて” という意味が前に出やすい言い方です。
標準語との違い
- 標準語:しておいてください
- 大分弁:しちょってくりい
標準語の「しておいてください」と意味は同じですが、
「しちょってくりい」は会話の中でやわらかく出やすく、少し距離の近い頼み方になります。
かしこまりすぎず、でもちゃんとお願いしよる感じがあるのが特徴です。
かぼみ目線の一言コラム
「しちょってくりい」って、
大分のお願い言葉の中でも、かなり暮らしに近いんよね。
強く命令しよる感じはないけど、
“あとで困らんように頼んどく” 空気がある。
家でも職場でも、すっと口に出る言葉やなぁって思うんよ。

地域差

大分弁の「しちょってくりい」は、「しておいてください」をやわらかく頼む言い方っちゃ。ただ、コメントを見ると県内ではかなり形が分かれていて、県北や日田では「しちょって」だけで済ませる声が多く、「くりい」まで付けると年配の方や父親世代の言い方に聞こえる、という印象もあるみたい。
近い形としては「しちょって」「しちょっち」「やっちょっち」「しちょっちくりぃ」「しちょってくれん?」「しちょっちょくれ」などがあり、頼み方の強さや距離感で変わるのがおもしろいところ。「しちょって〜」は日常的で軽め、「しちょってくれん?」は少し丁寧、「しちょっちくりぃ」はかなり気が知れた相手向け、という感じやね。
豆知識として、「〜ちょって」は「〜しておいて」の意味で、大分弁の便利な依頼表現。その後ろに「くりい/くれん/ちょくれ」が付くと、お願いの温度が変わるっちゃ。家族・職場・年配の言い方がそのまま出る、生活感のある方言やね。
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
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まとめ
- 「しちょってくりい」=しておいてください
- 前もって何かを頼む時に使う
- やわらかく、暮らしに近いお願い表現
- 県内でも「くりい」を付けるかどうかに地域差・世代差がある
かぼみの大分弁講座では、
日常のお願いごとにそのまま残っちょる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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