【大分の記憶】大分県民って、本当に温泉によく行きよん?

毎日派もおるけど、意外と行かん人も多い“温泉県おおいた”のリアル

大分県といえば、やっぱり温泉。

別府、湯布院、鉄輪、明礬、長湯、天ヶ瀬、九重、日田……。
県外から見ると、
「大分県民って、みんな日常的に温泉入りよんやろ?」
と思われることもありそうです。

でも実際のところ、大分県民は本当に温泉によく行きよんのでしょうか。

聞いてみると、答えはかなり分かれました。

「毎日行きよん」
「週1で行く」
「近所に共同温泉があった」
「家に温泉を引いちょった」

という人もいれば、

「あんまり行かん」
「近くにないけん行かん」
「別府・湯布院は遠い」
「温泉県と言われても、うちの地域には温泉が少ない」

という声もありました。

つまり、大分県民だからといって、
全員がいつも温泉に入っているわけではありません。

ただし、地域によっては、
温泉が“レジャー”ではなく、
本当に“生活の風呂”だった場所もあります。

今回は、大分県民の温泉事情を、
地域差・世代差・日常度の違いも含めて整理してみます。


1)結論:大分県民は温泉に行く。でも「人と地域による」がかなり大きい

最初に結論から言うと、
大分県民は温泉に行く人はかなり行きます。

毎日行く人、週に何回も行く人、月に何度も行く人。
車に入浴セットを常備している人。
疲れた時、肩こりや腰痛がひどい時、ゴルフの帰り、家族の集まり、友達との遊びで行く人。

そういう意味では、
やっぱり大分は温泉が身近な県だと思います。

でも一方で、
まったく行かない人、年に1〜2回くらいの人、
近くに温泉がないから行かない人もかなりいました。

特に印象的だったのは、
「大分県民だから行く」ではなく、「近くにあるから行く」
という感覚です。

  • 徒歩圏内に共同温泉がある。
  • 家に温泉が引かれている。
  • 学校帰りや仕事帰りに寄れる。
  • 市内に安い温泉がある。

こういう環境がある人は、温泉がかなり日常になります。

逆に、車でわざわざ行かないといけない地域では、
「温泉県やけど、そんなに行かん」
という感覚になりやすいようです。


2)別府では、温泉は“行く場所”というより“生活の風呂”だった

やはり別府の声は強かったです。

別府に住んでいた人からは、

「近所に歩いて行ける共同温泉があった」
「毎日のお風呂として市営温泉に行っていた」
「家に風呂がなく、共同温泉に入っていた」
「赤ちゃんの頃から温泉だった」
「家の蛇口から温泉が出る家庭もあった」

という声がありました。

これは、県外の人が想像する“温泉旅行”とはまったく違います。

  • タオルを持って、近所の温泉へ行く。
  • 地区の温泉に月払いで入る。
  • 家にお風呂がない、またはあってもあまり使わず、共同温泉に行く。

そういう暮らしが普通だった人もいます。

温泉に行くというより、
お風呂に入りに行く場所が、たまたま温泉だった
という感覚に近いのかもしれません。

別府では、温泉は観光というより生活。
この感覚は、ほかの地域とはかなり違うところです。


3)でも、別府市民でも全員が温泉好きとは限らない

一方で、別府に住んでいたからといって、
全員が温泉好きというわけでもありません。

「別府に住んでいるけど、ほとんど行かない」
「一般家庭はガス風呂です」
「昔は共同温泉だったけど、今は行かない」
「温泉が好きなわけではなかった」

という声もありました。

ここが面白いところです。

県外の人から見ると、
「別府の人はみんな毎日温泉」
「家に温泉がある」

と思われがちですが、実際にはかなり違います。

共同温泉が身近だった人もいれば、
家のガス風呂で普通に暮らしている人もいる。

温泉が身近すぎるからこそ、
ありがたみを感じにくかった人もいるようです。

ただ、県外に出てから、
「あれだけ嫌だった共同風呂や温泉が、実はすごい環境だった」
と気づいたという声もありました。

身近すぎるものは、離れて初めてありがたさが分かるんやなと思います。


4)家に温泉がある人は、外の温泉にはあまり行かないこともある

今回かなり印象的だったのが、
家に温泉があるから、わざわざ外には行かない
という声です。

湯布院の実家に内湯温泉があった。
別府の親戚の家に温泉があった。
アパートや借家に温泉が引かれていた。
寮のお風呂が温泉だった。
旅館や温泉施設で働いていて、仕事終わりにすぐ入れた。

こういう場合、温泉は特別なものではありません。

むしろ、外の温泉に行くより、
家や職場で入れてしまう。

だから、
「家に温泉があるけん、外にはあまり行かん」
という感覚になる人もいます。

温泉が身近すぎると、
温泉へ“行く”というより、
温泉が“生活の中にある”状態になるんですね。

これは、「おんせん県おおいた」らしい話だと思います。


5)大分市民は、別府・湯布院より“市内の温泉・銭湯”派も多い

大分市の声を見ると、
「別府や湯布院にはあまり行かないけど、市内の温泉には行く」
という人が多くいました。

たとえば、

  • アサヒ温泉。
  • 三川温泉。
  • やまなみの湯。
  • 明野の温泉。
  • 病院が経営している温泉。
  • 黒っぽいコーラみたいな色の温泉銭湯。
  • スーパー銭湯。
  • シティスパてんくう。

大分市内でも、
探せばかなり温泉や温浴施設があるんよね。

別府・湯布院まで行かなくても、
近所の銭湯が温泉だったり、
市内で十分ゆっくりできたりする。

「大分県民は別府温泉に行く」というより、
自分の生活圏にある温泉や銭湯に行く
という方が近いのかもしれません。

大分市民にとっては、
別府は近いけど、毎回気軽に行く場所というより、
ちょっと目的を持って行く場所。
そんな距離感の人も多そうです。


6)県北・日田・竹田・九重・国東にも、温泉文化はある

温泉というと別府・湯布院の印象が強いですが、
県内にはそれ以外にも温泉の声がたくさんありました。

  • 日田温泉
  • 天ヶ瀬温泉
  • 長湯温泉
  • 七里田温泉
  • 筌の口温泉
  • 九重・宝泉寺方面
  • 深耶馬溪
  • 国東方面
  • 挾間方面
  • 竹田方面

別府や湯布院ほど全国的に知られていなくても、
地元の人にとっては大事な温泉があります。

日田では、ほぼ毎日のように温泉に行くという声もありました。
竹田・直入の長湯温泉、九重や天ヶ瀬、国東方面なども、
温泉好きにはかなり身近な場所のようです。

県外の人から見ると、
大分の温泉=別府・湯布院になりがちですが、
実際には県内各地にそれぞれの温泉文化があります。

ただし、そこに住んでいる人が全員よく行くかというと、
やっぱりそこは人によります。


7)県南・臼杵・津久見・佐伯では「温泉が少ない」「あまり行かない」の声も

一方で、県南方面では、
「温泉はあまり行かない」
「温泉自体が少ないイメージ」
という声もありました。

  • 佐伯では、あまり温泉に行かない。
  • 津久見には温泉がない。
  • 臼杵も温泉が少ないから行かない。
  • そんな声です。

もちろん、臼杵では六ヶ迫温泉の思い出や、
家族で温浴施設に行った記憶もありました。
佐伯方面でも、別府や竹田、熊本方面の温泉へ行く人はいると思います。

ただ、別府や湯布院のように、
徒歩圏内に共同温泉があるとか、
毎日のお風呂として温泉に入るとか、
そういう感覚とはかなり違いそうです

同じ大分県でも、
温泉との距離感は地域によって大きく違います。

「温泉県おおいた」と一言で言っても、
県内すべてが同じ温泉環境ではないんよね。


8)子どもの頃は家族で行く“イベント”だった人も多い

温泉が生活の一部だった人がいる一方で、
子どもの頃の温泉は“家族イベント”だったという声も多くありました。

  • 家族で杉乃井に行った
  • 父親が温泉好きで、県内県外いろんな温泉に連れて行ってもらった
  • 祖父母の家や親戚の家に行った時、近くの共同温泉に入った
  • 週末に友人や親戚が集まった時に温泉へ行った
  • 頑張ったご褒美として、親が温泉へ連れて行ってくれた

こういう温泉は、毎日の風呂というより、
ちょっと特別な思い出です。

温泉に入って、食事をして、くつろいで帰る。
演芸場や大きな施設とセットで楽しんだ記憶。
道中の迷路みたいな道や、温泉の水を飲まされた記憶。

子どもの頃の温泉は、
お湯そのものより、
家族で出かけた空気ごと残っているのかもしれません。


9)友達と行く温泉、学校帰りに寄る温泉もある

温泉は家族だけでなく、
友達との記憶にもなっています。

  • 学生の頃、近くの温泉が友達と集まる場所だった
  • 学校の帰り道に温泉があり、友達と「入って帰るかぁ」となった
  • アサヒ温泉に友達とよく行った
  • 週末に親戚や友人と集まって温泉に行った

これは、大分らしい青春の一つかもしれません。

都会ならファミレスやカラオケ、ゲームセンターに集まるところを、大分では温泉が選択肢に入る地域がある。

もちろん全員ではありません。
でも、友達と温泉に行くという距離感は、
温泉が近くにある地域ならではの文化だと思います。


10)温泉に行く理由は、癒やし・体調・ご褒美・習慣

大人になってから温泉に行く理由もいろいろありました。

  • 肩こりや腰痛がきつい時
  • 体が疲れている時
  • ゆっくり浸かりたい時
  • 自宅ではシャワーが多いけど、週1は温泉に行く
  • 仕事終わりにそのまま温泉へ入る
  • リタイア後に平日週5で温泉三昧。
  • ゴルフの後はできるだけ温泉に入って帰る
  • 別府に行って30分空いたら、公衆浴場に入る

若い頃はただ浸かるだけだったけど、
年齢を重ねてから温泉の良さが分かってきた、
という声もありました。

大分県民にとって温泉は、
観光だけではなく、
体を休める場所、気分を切り替える場所、
日常の中のご褒美でもあるようです。


11)行かない理由もいろいろある。遠い・熱い・のぼせる・夏は暑い

一方で、温泉にあまり行かない理由もかなり具体的でした。

  • 近くに温泉がない
  • 別府や湯布院は遠い
  • 温泉は好きだけど、すぐのぼせる
  • 夏は体が火照って大変
  • 冬は湯冷めしそう
  • バイクだと帰りに冷える
  • 観光客が多くて行かなくなった
  • 料金が上がった
  • 家に風呂があるから行かなくなった
  • コロナ禍で行かなくなったまま、気づいたら行かなくなった

こうして見ると、
行かない人にもちゃんと理由があります。

「温泉県なのに行かんの?」
ではなく、
近さ、値段、季節、体質、混雑、生活スタイルによって、
温泉との距離感は変わるんよね。

大分県民だからといって、
全員が温泉に積極的とは限らないのです。


12)別府の“ジモ泉”は熱い。そしてローカルルールもある

別府の共同温泉、いわゆる“ジモ泉”については、
熱さの話もかなり印象的でした。

「別府の温泉は熱すぎる」
「湯気で前が見えない」
「少しずつ体を慣らして入る」
「30秒で体が真っ赤になる」
「水でうめると怒られることがある」

という声です。

もちろん、これも場所や人によります。
でも、別府の共同温泉には、
観光施設の温泉とは違うローカルな空気があるのは確かです。

地元の人にとっては日常の風呂でも、
慣れていない人にはかなりハードルが高いこともある

熱いお湯が好きな人にはたまらないし、
苦手な人にはちょっと厳しい。

“温泉県おおいた”の中でも、
別府のジモ泉はかなり濃い文化なんやなと思います。


13)昔は安かった。料金の記憶も温泉の記憶

温泉の話では、料金の記憶も多く出てきました。

  • 昔は100円で入れた
  • 150円で何回も入れた
  • 子どもは30円だった気がする
  • 市営温泉は昔100円、今は200円
  • 地元料金が30円〜50円だった
  • 都会のスーパー銭湯で1000円と言われてびっくりした

大分では、温泉が安く身近だった記憶を持つ人が多いようです。

もちろん今は値上がりしている場所もあります。
でも、安い共同温泉や市営温泉の記憶は、
大分の温泉文化を語るうえで外せない部分です。

温泉にお金がかかるという感覚が薄かった。
都会に出て、温浴施設の高さに驚いた。

そういう声を見ると、
大分の温泉環境がいかに特別だったかが分かります。


14)「行ったところが温泉だった」という大分らしい幸せ

今回の中で、とても大分らしいと思ったのが、
「わざわざ温泉に行くというより、行ったところが温泉だった」
という感覚です。

  • 近所の銭湯が温泉だった。
  • 病院のお風呂が温泉だった。
  • 寮のお風呂が温泉だった。
  • 旅館で働いていて、仕事終わりにすぐ温泉に入れた。
  • 家の蛇口をひねると温泉が出た。
  • 親戚の家の近くに共同温泉があった。

この感覚は、かなり大分らしいです。

「温泉に行こう!」と気合いを入れなくても、
生活の中に温泉が混ざっている。

県外の人にとっては特別な温泉が、
大分では気づいたらそこにある。

これこそ、温泉県おおいたの一番リアルな姿かもしれません。


15)県外に出て、温泉のありがたさに気づく人もいる

大分にいる時は、
温泉があるのが当たり前だった。

でも県外に出ると、
温泉やスーパー銭湯の数が少なかったり、
料金が高かったりして、
大分のありがたさに気づく人もいます。

別府にいた頃は共同風呂や温泉が嫌だったけど、
今は「すごいところにいたんだ」と実感している。

大分在住時代は当たり前だった温泉が、
県外に出てから特別だったと分かった。

このあたりは、かぼすや魚、自然のありがたさに近いものがあります。

地元にいる時は普通。
でも離れると、あれは普通じゃなかったと分かる。

温泉もまた、
大分県民があとから価値に気づくものの一つなのかもしれません。


16)大分県民の温泉事情、ざっくりまとめると

今回の声をざっくり整理すると、こんな感じです。

よく行く人

  • 毎日行く
  • 週1で行く
  • 月に何回も行く
  • 体がきつい時に行く
  • 友達や家族と行く
  • 車に温泉セットを積んでいる
  • 仕事帰り・ゴルフ帰り・休日に行く

あまり行かない人

  • 近くに温泉がない
  • 別府や湯布院が遠い
  • 家に風呂があるから行かない
  • 温泉が熱すぎる
  • のぼせやすい
  • 夏は暑い
  • 冬は湯冷めする
  • 値段が上がった
  • 観光客が多くなった

地域差

  • 別府・鉄輪・浜脇などは共同温泉文化が強い
  • 湯布院では家や内湯温泉の声もある
  • 大分市は市内温泉・銭湯・スーパー銭湯派が多い
  • 日田・竹田・九重・国東などにも地元の温泉文化がある
  • 県南・臼杵・津久見・佐伯では温泉が少ない、行かないという声もある

つまり、大分県民は温泉に行く人はかなり行く。
でも、全員が日常的に行くわけではありません。

温泉との距離感は、
住んでいる地域、近所に温泉があるか、家に風呂があるか、
家族の習慣、年齢、体調、値段、混雑によってかなり変わります。


まとめ

大分県民って、本当に温泉によく行きよん?

答えは、
行く人はしんけん行く。けど、行かん人も普通におる。
という感じだと思います。

別府や湯布院、鉄輪、浜脇のように、
温泉が生活の風呂として身近だった地域では、
毎日温泉に入ることも珍しくありません。

一方で、大分市では市内の温泉や銭湯に行く人もいれば、
別府や湯布院まではわざわざ行かない人もいます。

県南や温泉の少ない地域では、
「温泉県と言われても、そんなに行かん」
という感覚もあります。

つまり、「大分県民=毎日温泉」というより、
温泉が生活圏にある人ほど、温泉が日常になる
という方が近いのかもしれません。

ただ、家に温泉があったり、
近所の銭湯が温泉だったり、
仕事終わりに温泉へ入れたり、
行った先のお風呂が実は温泉だったりする。

そういう話を聞くと、
やっぱり大分は温泉が身近な県なんやなと思います。

温泉に毎日行く人も、
たまにしか行かない人も、
ほとんど行かない人もいる。

でも、温泉の話をすると、
それぞれの地域の記憶や家族の思い出が出てくる。

それが、温泉県おおいたのリアルな面白さなんやと思います。


※この記事は、SNSで集まった「大分県民は本当に温泉によく行くのか?」に関する声をもとに整理したものです。


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