【大分弁】よくる/よきいとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「よくる/よきい」は、
よける/よけろ という意味で使われる言葉です。

道をふさいじょる時や、車が来て危ない時など、
相手にさっと場所をよけてもらいたい場面で出やすい表現です。

この記事では、

  • 大分弁「よくる/よきい」の意味
  • 生活感のある使い方・例文
  • 標準語との違い
  • 地域差

をまとめて紹介します。

大分弁「よくる/よきい」とは?

大分弁の よくる/よきい は、

「よける」
「よけろ」

という意味で使われます。

  • よくる=よける
  • よきい=よけろ/よけなさい

主に、人や車、物などを避ける時に使う言葉です。

特に「よきい」は、
危ない時や急いで場所を空けてほしい時に、とっさに出やすい言い方 です。


「よくる/よきい」の意味【大分弁 → 標準語】

よくる=よける
よきい=よけろ/よけなさい

ニュアンスのポイント

  • 人や物を避ける時に使う
  • 「よきい」は短く、とっさに言いやすい
  • 危ない場面では少し強めの声かけになる
  • 言い方や声の強さで印象が変わる

「車が来よるけん、よきい!」
=車が来ているから、よけろ!


生活感のある例文【意味が分かる形】

「車が来よるけん、よきい!」
=車が来ているから、よけろ!

「そこおったら危ねえけん、早うよきい。」
=そこにいたら危ないから、早くよけなさい

「荷物が通るけん、ちょっとよきい。」
=荷物が通るから、ちょっとよけて

シチュエーション別

    • 「車来よるで! よきい!」
      =車が来ているよ! よけろ!
  • 家庭
    • 「そこ掃除するけん、ちょっとよきい。」
      =そこを掃除するから、ちょっとよけて
  • 作業
    • 「台車通すけん、危ねえで。よきい。」
      =台車を通すから危ないよ。よけて

※ 「よきい」は、
危ない時に短く声をかける言葉として、特にしっくりくる表現です。


標準語との違い

  • 標準語:よける/よけろ
  • 大分弁:よくる/よきい

「よくる」は標準語の「よける」にあたる言葉です。

また、「よきい」は「よけろ」「よけなさい」に近く、
相手にその場からさっと避けてもらいたい時に使います。

標準語の「よけろ」はかなり命令的に聞こえることがありますが、
大分弁の「よきい」は、家族や身近な人との会話では、とっさの声かけとして自然に出ることがあります。

特に、

「車が来よるけん、よきい!」

のように、危ない時には説明するより先に短く言える。
そんな場面に合う言葉です。


かぼみ目線の一言コラム

「よきい」って、
ゆっくりお願いする言葉というより、とっさに出る言葉っちゃ。

車が来た。
人が通る。
そこにおったら危ない。

そんな時に、
「よきい!」って短く出るんよね。

ちょっと強く聞こえることもあるけど、
危ないけん早う動いてほしい、っていう気持ちまで入っちょる言葉やなぁって思うんよ。


地域差

大分弁:地域差

危ない時の一言ほど、方言って素で出るんかもしれんね。

大分弁の「よくる/よきい」は、「よける/よけろ」の意味で使われる言葉っちゃ。「車が来よるけん、よきい!」「危ない、よくる!」みたいに、とっさに人や物を避ける場面で出やすい。

別府では「よくる」を使うという声があり、「ちょいそこよきぃな」と軽く場所をよけてもらう時にも使われるみたいやね。

ただコメントを見ると、県内では命令形のバリエーションがかなり多い。「よきい」のほかに「よけぇ」「よけれ」「よけな」「よけない!」「よけんか」「よけんかい!」など、地域や家庭で口から出る形が違う。

お願いなら「よいちょくれ」、危険が迫ると「よけんかい!」。同じ“よけて”でも緊急度で一気に強くなるのがおもしろいところ。

さらに「せめぇけん避けきらん」「離合でよけきらん」のように、「〜きらん」と組み合わせる例も出た。これは“よけることができない”という意味で、前に出た大分弁ともつながるね。

豆知識として、「よくる」は今はあまり使わなくなったという声もあり、子どもへの注意や昔の道路・車の離合など、とっさの生活場面に残りやすい言葉なのかもしれん。短い「よきい!」に、その場の焦りまで乗る方言っちゃ。

まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。


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まとめ

  • 「よくる」=よける
  • 「よきい」=よけろ/よけなさい
  • 人や車、物を避ける時に使う
  • 「よきい」は危ない時の、とっさの声かけに出やすい
  • 地域や家庭によっては「よけんか」「のきよ」など別の言い方もある

かぼみの大分弁講座では、
危ない時に思わず口から出るような、暮らしの中の大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。


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