大分弁の「つるっとする」は、
眠りに落ちる/居眠りする 時に使う言葉です。
気づかんうちにすっと意識が落ちる感じや、
ちょっとだけ寝てしまうような場面で自然に出やすい大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「つるっとする」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「つるっとする」とは?

大分弁の つるっとする は、
「眠りに落ちる」
「居眠りする」
という意味で使われます。
- 主に:うとうとした後の眠り
- 場面:うたた寝/授業中/テレビを見よる時/車の中
急にぐっすり寝るというより、
気づいたらすっと寝てしまう感じを表しやすい言葉です。
「つるっとする」の意味【大分弁 → 標準語】
つるっとする=眠りに落ちる/居眠りする
ニュアンスのポイント
- 気づかんうちに寝てしまう
- 一瞬すっと意識が落ちる感じがある
- 「うたた寝」に近い場面でも使いやすい
「テレビ見よったら、つるっとした。」
=テレビを見ていたら、つい眠ってしまった。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「こたつ入っちょったら、つるっとしてしもうた。」
=こたつに入っていたら、つい眠ってしまった
「授業中につるっとして、はっと起きた。」
=授業中に居眠りして、はっと起きた
「昼ごはん食べたあと、椅子でつるっとするんよな。」
=昼ごはんを食べたあと、椅子でうとうとして寝てしまうんだよね
シチュエーション別
- 家庭
- 「ソファでつるっとして、風邪ひくで。」
=ソファで寝落ちして、風邪ひくよ
- 「ソファでつるっとして、風邪ひくで。」
- 仕事
- 「昼休みに車ん中でつるっとした。」
=昼休みに車の中で少し寝てしまった
- 「昼休みに車ん中でつるっとした。」
- 日常
- 「眠すぎて、信号待ちでつるっとしそうやった。」
=眠すぎて、信号待ちで一瞬寝そうだった
- 「眠すぎて、信号待ちでつるっとしそうやった。」
※ 「寝る」よりも、
“うっかり眠ってしまう” 感じが強い言い方です。
標準語との違い
- 標準語:眠りに落ちる/居眠りする
- 大分弁:つるっとする
標準語の「居眠りする」よりも、
「つるっとする」はもっと一瞬で、するっと意識が落ちる感じが出ます。
「寝てしまった」と説明するより、その瞬間の軽さまで一緒に伝わる言い方です。
かぼみ目線の一言コラム
「つるっとする」って、
眠気に負けた感じがよう出る言葉なんよね。
がっつり寝るんやなくて、
「あれ、いつの間に?」っていう寝方。
昼でも夜でもある、あの“うっかり感”をよう言い当てちょるなぁって思うんよ。

地域差
プロジェクト内のやり取りでは、「つるっとする」は眠りに落ちる/居眠りする意味として共有されていました。
その一方で、SNSのコメントでは
「寝かぶりよったことかな」
「『トロッとした』を使います。佐伯んし」
「毎日つるっとしてるけど、これは聞いたこと無いなあ」
「つるっとするはよくばあちゃんが言ってました」
「玖珠出身の人が最近使っていた」
などの声があり、県内でも通じる地域・通じにくい地域が分かれることが見えていました。
また、同じ“うとうと寝る”でも、
つるっとする
寝かぶる
トロッとする
のように、地域や家庭で別の言い方が使われているようです。
このことから、「つるっとする」は大分県内でも一部地域や世代に色濃く残る表現と考えられます。
豆知識としては、大分弁には「よだきい」「こたえた」みたいに体感をそのまま言葉にした表現が多いけど、「つるっとする」もその一つで、意味を説明するより言ったほうが感覚が伝わるタイプやね。今は若い世代では薄れ気味でも、聞くとすぐ情景が浮かぶ、味のある言い方っちゃ
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「つるっとする」=眠りに落ちる/居眠りする
- 気づかんうちに寝てしまう感じを表す
- 「寝る」より軽くて、一瞬の感じが強い
- うたた寝や居眠りの場面で使いやすい
かぼみの大分弁講座では、
眠気や体の状態までそのまま伝わる大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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