大分弁の「まめす」は、
まぶす という意味で使われる言葉です。
食べ物に粉や調味料をつける時、
全体にぱらっとからめるような動きを表す、食卓や料理の場面に出やすい大分弁です。
この記事では、
- 大分弁「まめす」の意味
- 生活感のある使い方・例文
- 標準語との違い
- 地域差
をまとめて紹介します。
大分弁「まめす」とは?

大分弁の まめす は、
「まぶす」
「全体にからめる」
という意味で使われます。
- 主に:粉・砂糖・きな粉・塩・片栗粉など
- 場面:料理/おやつ作り/下ごしらえ
ただ上からかけるだけではなく、
全体にからむようにつける 感じがある言葉です。
「まめす」の意味【大分弁 → 標準語】
まめす=まぶす
ニュアンスのポイント
- 粉や調味料を全体につける
- 料理やおやつ作りで使いやすい
- 「かける」よりも、全体にからめる感じが強い
- 食べ物の下ごしらえにも使いやすい
「餅にきな粉をまめしちょって。」
=餅にきな粉をまぶしておいて。
生活感のある例文【意味が分かる形】
「餅にきな粉をまめしちょって。」
=餅にきな粉をまぶしておいて
「唐揚げするけん、肉に片栗粉をまめすで。」
=唐揚げを作るから、肉に片栗粉をまぶすよ
「砂糖をまめしたら、ちょうどええ甘さになるな。」
=砂糖をまぶしたら、ちょうどいい甘さになるね
シチュエーション別
- 家庭
- 「団子にきな粉をようまめしちょってな。」
=団子にきな粉をよくまぶしておいてね
- 「団子にきな粉をようまめしちょってな。」
- 料理
- 「魚に塩を軽くまめしてから焼くんで。」
=魚に塩を軽くまぶしてから焼くんだよ
- 「魚に塩を軽くまめしてから焼くんで。」
- おやつ
- 「揚げパンに砂糖をまめすと、子どもが喜ぶんよ。」
=揚げパンに砂糖をまぶすと、子どもが喜ぶんだよ
- 「揚げパンに砂糖をまめすと、子どもが喜ぶんよ。」
※ 「まめす」は、
粉や調味料が表面にまんべんなく付く感じに合う言葉です。
標準語との違い
- 標準語:まぶす
- 大分弁:まめす
意味は「まぶす」とほぼ同じですが、
「まめす」は会話の中で使うと、料理の手元の動きがより生活感を持って伝わります。
標準語の「まぶす」は料理の説明として分かりやすい言葉ですが、
大分弁の「まめす」は、台所で実際に粉をぱらっとからめているような感じが出やすい表現です。
かぼみ目線の一言コラム
「まめす」って、
料理しよる手元が見える言葉なんよね。
きな粉をまめす、
砂糖をまめす、
片栗粉をまめす。ただ「かける」んやなくて、
全体にちゃんとからめる感じ。
台所の会話に残っちょる、大分弁らしい言葉やなぁって思うんよ。

地域差

音の近い言葉として
「まめする/まめしちょく」=そのままにする
も扱ってきました。
ただし、今回の「まめす」はそれとは別で、
まぶす という料理や食べ物の動作を表す言葉として整理した方がよさそうです。
同じ「まめ」が入るため、知らない人には少し紛らわしく感じるかもしれませんが、
- まめす=まぶす
- まめする/まめしちょく=そのままにする
のように、意味は分けて考える必要があります。
また、地域や家庭によっては標準語の「まぶす」を使う人も多く、
「まめす」は聞いたことがある人とない人で差が出やすい表現かもしれません。
このことから、「まめす」は大分県内で使われる言葉の一つではありますが、
料理の場面で出やすく、地域差・家庭差もありそうな表現 と考えられます。
まだ把握できていない部分もあるので、分かり次第更新していきます。
関連大分弁
まとめ
- 「まめす」=まぶす
- 粉や調味料を全体につける時に使う
- きな粉・砂糖・片栗粉・塩などに使いやすい
- 「かける」よりも、全体にからめる感じがある
- 「まめする/まめしちょく」とは別語として分けて考えると分かりやすい
かぼみの大分弁講座では、
料理の手元の動きや食卓の会話に残る大分弁も、これからも一つずつ丁寧に残していきます。
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