【大分弁】〜っち/〜ちとは?意味・使い方・例文まとめ|かぼみの大分弁講座

大分弁の「〜っち/〜ち」は、〜ってという意味で使われる言い方です。

人が言ったことを伝える時の、

「明日行くっち言いよった」
=明日行くって言っていた

や、相手の言葉を聞き返す、

「なんち言ったん?」
=何て言ったの?

のような会話で自然に出てきます。

大分ではかなり身近な言い方で、コメントでも「毎日使う」「“ち”だけで会話が成立する」という声が寄せられました。

この記事では、

  • 大分弁「〜っち/〜ち」の意味
  • 生活感のある使い方・例文
  • 標準語との違い
  • 地域差

をまとめて紹介します。


大分弁「〜っち/〜ち」とは?

大分弁の「〜っち/〜ち」は、

「〜って」

という意味で使われます。

特に、人が言った内容を受けて、

「〜って言った」
「〜って聞いた」
「〜って言っていた」

のように伝える時によく出てきます。

「明日行くっち言いよった。」
=明日行くって言っていた。

「なんち言ったん?」
=何て言ったの?

という形です。

単なる文末の語尾というより、標準語の引用を表す「って」にあたる言葉として見ると分かりやすい表現です。


「〜っち/〜ち」の意味【大分弁 → 標準語】

〜っち/〜ち=〜って

ニュアンスのポイント

  • 誰かが言った内容を引用する時に使う
  • 「〜っち言う」「〜ち言う」の形がよく出る
  • 「なんち?」なら「何て?」になる
  • 「っち」と「ち」の両方が使われる
  • 会話では非常に短く、自然に入り込む
  • 地域・家庭・話す人によって「っち/ち」の出方に差がある

「明日は休みっち言いよったで。」
=明日は休みって言っていたよ。


生活感のある例文【意味が分かる形】

「明日行くっち言いよった。」
=明日行くって言っていた

「なんち言ったん?」
=何て言ったの?

「今日は来んち言いよったで。」
=今日は来ないって言っていたよ

シチュエーション別

  • 誰かの予定を伝える時

「明日は早う来るっち言いよった。」
=明日は早く来るって言っていた

  • 聞き取れなかった時

「今、なんち言ったん?」
=今、何て言ったの?

  • 天気の話

「明日も雨降らんち言いよったで。」
=明日も雨が降らないって言っていたよ

  • 相手の発言を確認する時

「行かんっち言ったん?」
=行かないって言ったの?

「〜っち/〜ち」は、何か特別な場面で使う言葉ではなく、人の話を伝えたり聞き返したりする日常会話の中で頻繁に出てくる表現です。


標準語との違い

  • 標準語:〜って
  • 大分弁:〜っち/〜ち

意味は標準語の「〜って」にかなり近いです。

標準語なら、

「明日行くって言ってた」

と言うところを、

「明日行くっち言いよった」

と言います。

また、

「何て言ったの?」

なら、

「なんち言ったん?」

となります。

大分弁では「〜っち/〜ち」だけでなく、「言っていた」の部分も、

「言いよった」
「言よった」

となることがあるため、

「明日行くっち言いよった」

という一文だけでも、大分らしい言い回しになります。

なお、「〜っち」は「〜だよ」のような単純な文末語尾ではなく、基本的には前の言葉を受けて「〜って」と引用する働きを持っています。


かぼみ目線の一言コラム

「〜っち/〜ち」って、改めて考えるとしんけん使いよるんよね。

「行くっち言いよった」
「知らんち言いよる」
「なんち言ったん?」


みたいに、会話の中に普通に入っちょる。


コメントで、

「毎日ちっちちっちいいよんで🤣」

っち来たんやけど、これがもう答えな気がするんよ。


大分の人にとっては、「〜っち」を使おうと思って使うんやなくて、気づいたら“ち”が会話におるくらい自然な言葉なんやろうなぁ。


地域差

大分弁:地域差

大分弁の「〜っち/〜ち」は、標準語の「〜って」にあたる言い方っちゃ。

「明日行くっち言いよった」
「なんち言ったん?」
「雨降らんち言いよった」


のように、人が言ったことを引用したり、「〜って言った」の“って”にあたる部分で自然に使われるんよね。

SNSのコメントでは「毎日ちっち言いよる」「今でも出る」という声が多く、臼杵でも「竹宵に行くっち言いよった」、日田でも「雨降らんち言いよったばい」と使用例があり、県内ではかなり広く現役の表現みたい。特定の地域だけの言葉というより、家庭や話す速さによって「っち」「ち」が自然に揺れよる印象が強いね。

「買っちょってっち言うた」
「大分県民は、ちっち言うんっち!」

みたいに、一文の中に何度も「ち」が登場することも🤣
大分弁の「ちょる・ちょん・ちょく」と一緒になると、さらに“ち”だらけになるんよ。

豆知識として、「〜っち/〜ち」は大分だけの独自表現ではなく、筑豊・北九州など九州のほかの地域にも似た言い方がある。山口の「〜っちゅう」、福岡方面の「〜ちゃ」など、周辺地域にもつながる言葉なんやね。

また「〜っち」は厳密には単なる語尾というより、標準語の「〜って」のように“引用”を表す働きが中心。

あまりにも普通に使うけん気づきにくいけど、「なんち?」「〜っち言いよった」は、大分の日常会話を作る重要な一文字なんやね😊


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まとめ

  • 「〜っち/〜ち」=〜って
  • 人が言った内容を引用する時によく使う
  • 「明日行くっち言いよった」=明日行くって言っていた
  • 「なんち言ったん?」=何て言ったの?
  • 単なる文末語尾というより、標準語の引用の「って」に近い
  • コメントでは「毎日ちっちちっちいいよんで」という声が寄せられた
  • 「“ち”だけで会話が成立する」というほど身近に感じる人もいる
  • 日田では「明日も雨降らんち言よったばい」という例があり、別の地域語尾と組み合わさることもある
  • 「〜っち」「〜ち」のどちらが自然かには地域・家庭・世代による揺れがありそう

かぼみの大分弁講座では、
「〜っち/〜ち」のように、あまりにも普通に使いよって自分では方言と気づきにくい大分の会話表現も、これからも実際の声と一緒に一つずつ丁寧に残していきます。


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