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【移住・Uターン】僕が臼杵市で暮らし続ける理由

臼杵市(うすきし)の夏、7月は梅雨も開け始め、太陽の照り返しも強くなり夏本番へと向かっていきます。

本来ならば、7月から臼杵の夏はたくさんのお祭りが開催され夏本番!ッと言った感じにはなるのですが、今年はコロナの影響もあり殆どのイベントが中止です。
ですが、今年も臼杵石仏にある蓮の花は今年もキレイに咲き始めています。

臼杵市の夏の彩り・透き通った空気を感じる場所。

「早朝、たくさんの大きな蓮の花を見に行ってみよう」

そんなことを自然に思いつくことができるようになった夏の始まり。
そろそろ私も臼杵市にUターンして10年目くらいになってきました。

臼杵市・生まれ育った場所。そして一度出ていく。

臼杵市・生まれ育った場所。そして一度出ていく。

臼杵のえんどうさんちは、臼杵市出身のアラフォーの4人家族です。
ちなみに、家族構成は私・相方・子供2人(小学生中学年、こども園年少)。
「臼杵市出身」と言っても、城下町や観光地の方ではなく、山のほうに住んでいたので、小学生の頃は友達と自然の中で遊んだり、農業を手伝わされたりした思い出はあります。

私は、高校卒業まで臼杵市で暮らしていましたが、

小さい頃は臼杵のまちも「人が少ない」といったイメージはなく、「シルバーロード」や「臼杵トキハ」には人が集まり、夏には「土曜夜市」「臼杵祇園まつり」が開催され、大にぎわいしていたイメージが今でも頭に残っています。

実際、臼杵市は「城下町」とか「臼杵石仏」といったイメージはあるかもしれませんが、当時は情報が少なかったせいか、臼杵石仏にも1回ぐらいしか行ったことがなく、城下町も「道が入り組んでいる」ぐらいにしか知りませんでした。

今振り返ると地元愛・臼杵愛というものはほとんどなかったです。

中学生の頃ぐらいから、当時はあったゲームセンターや本屋を自転車でめぐったり、自分で交通機関を使えるようになってくると、大分市の方へ買い物へ行ったりとかしていました。この頃の臼杵は、私にとって「中途半端な田舎」だったように感じます。

特にスポーツなどをするわけでもなく、打ち込めるものもなかったし、興味があることができても臼杵だと何も手に入れることができなかった(ように当時思っていた)ので、「臼杵を出たい」「将来はここではないどこかへ行く」ということを、私や私以外の人も自然と考えていた時代だったのかなと思います。

そして、大学進学のときに福岡の方に出ていきそのまま福岡で就職をしました。

僕がUターンした理由・暮らし続ける理由

臼杵を出てから、10年ぐらい福岡でシステムエンジニアとして働いていました。
主にウェブシステムの設計・開発やウェブディレクターなどをしていましたが…横文字が苦手な人にはわからない業種ですよね(^_^;)。

30才ぐらいのときに結婚をして、

えんどう
「歳も歳だし、そろそろどうしようかな?」

と考え地元に帰ってくることを考えはじめました。
仕事がきつかったり、帰ると決めた後、一度倒れてしまい検査入院したりもして、地元に帰りたい思いは強くなっていたと思います。

その時、臼杵へのUターンの決め手となったのは、

  • 自分がしたいことへの挑戦(農業)
  • 将来への不安(自分の将来・親のこと)
  • 健康面を改善したい

ということ。

今にして思うと決して「計画的」ではなくほとんど「思いつき・想いの先走り」だったように感じます。

今みたいに相談する場所もなく、そんな無計画のUターン、地元に帰って…うまくいくはずはないですよね。
ろくに収益も出せず農業もやめてしまいました…。

チェック!

このUターン失敗事例は以前書いた記事に詳しく書いているので、興味がある方は読んでみてください。Uターンを決める際のアドバイスも記載しています。
現在臼杵市では移住に対しての相談窓口・また移住者への補助金、その他「おためし暮らし」と内容が充実しています。

でも、この続きがあります。

おそらくは、移住、Uターンとして失敗をしてしまった私なのですが、「農業」「地元スーパーのパート職員」「ウェブシステム開発委託業務」「ウェブ系フリーランス」「情報発信サイトの運営」「臼杵煎餅のパート職員」といった職業を経験しつつ…なんだかんだで、まだ臼杵市で暮らし続けています。

「自分の失敗」を振り返りつつ、どうせなら「自分たちの住んでいるまちを知ろう・住みやすい情報を手に入れよう」と考え、「臼杵のえんどうさんち」という情報発信サイトを作り、現在も失敗することもまだまだありますが、まだまだ臼杵市に住んでいます。

えんどう
臼杵市が良いから必ずここに移住しなさい!Uターン組も帰ってきなさい!

とは、カンタンには言えませんが、

自分がUターンを決めたときに比べ、今のほうが「臼杵市の暮らし方」についてのアドバイス、今だから伝えることができることがあるのかなと思います。
移住やUターンを考えている人には、やっぱり失敗や自分みたいな思いをあまり味わってほしくないなぁというのが正直あります。

 

せっかく臼杵市に住むのだから、暮らしの良いところを知ってほしい

 

私たちが臼杵市に暮らし続けるにはやはりそれなりの理由があります。それは「臼杵市の住みやすい環境」というものだけが理由ではありません。ここには、この時代には「昔はなかったもの」が実際存在しています。

それは臼杵市の暮らしの情報インターネットやスマホなど情報を手に入れることができる環境です。

「臼杵市は暮らしやすい環境」なのですが、今までは情報が少なく、住んでいる人にもよくわからないことが多かったのですが、インターネットもスマホもみんなが手軽に使えるようになり、今まさに「臼杵市の環境」と「情報」がマッチし暮らしやすい環境ができあがっています。だから私自身暮らしやすいのかなと感じています。

もちろん人の温かさとか時間がゆっくりに感じるなど、いろいろな面もありますが、臼杵のえんどうさんちはただの「田舎暮らし」で人が住み続ける理由になるとは全く思っていません。

「時代にあった環境・生活で臼杵市で住み続けること」

を知ることで、もっと暮らしやすい臼杵市となるのかなと日々考えて暮らしています。

【移住】日々の生活と臼杵市の暮らしの疑問とは?

えんどう
臼杵市に暮らしていて、どんなことが気になるのかな?

普段暮らしていて気になる疑問、また移住やUターンなどを考えている人はどんなことを気にしているのか?をピックアップしてみました。
ここでは答えはありませんが、一つの疑問として紹介をしていきます。

【疑問1】地域住民としての暮らしとは?

臼杵市に住んでいて、日常どんな暮らしをしているのかな?
また公共交通機関や、日常の移動はどのようにしているのか?はなかなか実際に住んでみないとわかりません。
※生活のごみの分別は他のところよりも細かいかもしれません。

また、住む場所やご近所付き合いについてやはり人と人が関わる部分では不安がつきものです。
自治会や地元の集会などがある地域もありますので、移住してこられるときに最初は少し不安かもしれません。

こちらの記事では、臼杵市民として実際に住み、周りの人との関わりや日々の暮らしがどのようなものかを紹介しています。

【住んでわかった】臼杵の地域住民と日々の暮らしについて

【疑問2】買い物環境、地元の食材で作る食卓とは?

日常のお買い物や衣類などのお買い物について、どんなお店があるのかな?
やはり「田舎」のイメージがある臼杵市は、どんな買い物ができるのか?ちょっと不安になるかもしれません。
また、日常の食卓…どんなものを食べることができるのか?臼杵市ならではの食卓事情については気になりますよね。

その他、いざ必要なものを買おうとしたとき、一体どんなお店で買うことができるのか?
これは行政の情報だけだとなかなか手に入れることができない情報なので、ついつい気になってしまいます。

スーパーが多い町!?臼杵暮らしのお買い物事情について

【疑問3】しごと(地元企業に務めることができるのかな?)

生活で必ず忘れてはいけないのは「仕事」ですよね。

正社員として、またパート・アルバイトとして地元企業に働くことができるのかな?
また自営業(フリーランス)を始めたい場合は一体どんな補助があるのかな?

臼杵市に移住してきて、いざ仕事を探そうとすると難しいので計画的に考える必要があります。

臼杵でお仕事探し!小さな町で収入源をまじめに考えてみる。

【疑問4】保育環境・子どもの遊び場はあるのかな?

子育て世帯の移住において、「子育て環境」や「補助金の手厚さ」を理由に臼杵市に来た人もいると思います。

都会では保育園に入るのが難しいと言われている昨今、臼杵市ではどのような環境下で子供を育てることができるのでしょうか?
また、実際に子どもたちが遊べる場所・子育てしやすいと言われる臼杵市のその理由と、現状は常に気になるところです。

【臼杵の子育ては手厚い?】 子どもを育む保育環境や 親として考えること。

【疑問5】食べ物、アレルギー対策(給食)は大丈夫かな?

臼杵市では、どんな食べ物を食べることができるのかな?
臼杵市は九州の中でも「海」と「山」に囲まれた、とても良い場所に位置します。

新鮮な魚や農産物を日常的に食べることができ、また臼杵市は「有機の里」といわれ「有機農業」を推進しているまちです。
臼杵市の学校給食ではアレルギー対策も行われており「安心・安全」な食べ物を提供しています。

新鮮・美味しい??臼杵の食のホントのトコロ

【疑問6】医療機関、子供医療についてはどうですか?

臼杵市で病気になった場合、病院は大丈夫なのかな?
また、子どもが病気になった場合安心して働くことができるのかな?

やはり小さいまちなので、病院については気になる人は多いと思います。
また何も知らず移住してくると後悔してしまう場合もあるので注意が必要ですよね。

臼杵市を取り巻く医療環境(石仏ネットなど)、また実際に市民がどうしているのか知りたい部分かなと思います。

【臼杵市の医療】子供や大人が安心して医療を受ける意識とは。

【疑問7】子どもの教育環境ってどんなところ?

臼杵市の小学校って、どのくらいの人数でどういった環境なのかな?

また、臼杵市には学校以外での教育環境、「放課後児童クラブ」「子ども図書館」、「臼杵っこ検定」や「臼杵っこガイド」などもあります。
実際にどういったことをしているのか、やはり子供を持つ親御さんは気になるところです。

【臼杵市の教育環境とは?】子どもにとっての「はじまりのまち」

【疑問8】地域の楽しみ方、地域イベントはあるのかな?

臼杵市は、人口が年々減少している地域です。
ですが、市民も黙って静かにしているばかりではありません。

市内外を盛り上げようとあちらこちらの地区の方々が、個性的で参加する皆さんが楽しめるイベントや地域活動をおこなっています。
住んでいても「イベントが多い」と感じる臼杵市は、一緒に参加もできて楽しめる地域活動が多いです。

市民が考え実行する地域活動について、まだまだ知らないことも多いと思います。

【地元のイベント】臼杵市民がつくり・つながる!地域活性の輪

えんどう
※これらの疑問は、臼杵に住む上でやっぱり気になりますよね。

【まとめ】月1回、臼杵の暮らしをテーマごとに紹介

今回は、私自身の自己紹介を交えつつ「臼杵で暮らす理由」について、また「移住者が疑問に思うこと」について紹介をしました。

もちろん臼杵市に移住される方は、環境や人数、また移住理由も人それぞれ理由は違うと思いますが、実際に住むことを決めるとさまざまな疑問を感じることと思います。

  • 臼杵市の実際の暮らしとは?
  • 移住する前に確認をしておきたいことは?
  • 移住後の生活を楽しむためには?

そんな疑問について「臼杵のえんどうさんち」が、これから月一回「うすき暮らし」について、テーマごとに紹介できればと思います。「個人的意見」の部分もあるとは思いますが、気になる方はぜひ楽しみにしておいてくださいね。

また、今実際に臼杵市に住んでいる方にも「えっ」と思えるような暮らしのヒントとなるような部分を紹介できればと思います。

臼杵市ってどこ?大分県の海と山と城下町もある場所

臼杵市の夏のおすすめスポット!海水浴にひまわりも!

私の移住失敗談もある…臼杵市へ移住やUターンを考えている人へ。

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